「今、もとめられているラジオドラマ脚本とは何か?」 -第49回 創作ラジオドラマ大賞
いよいよ、日本放送作家協会とNHKが共催する「創作ラジオドラマ大賞」の季節がやって来ました。昨年度の創作ラジオドラマ大賞には308作品の応募があり、田窪 泉さんの『とどけ、風の如く』が大賞に選ばれました(2020年5月NHK-FMにて放送)。今年度も同じような激戦が予想されます。
2021年1月12日の締め切りを前に、日本放送作家協会では、応募を考えている方々を対象に恒例の「公開講座」をオンライン形式で開催します。
どうぞふるってご参加下さい。
○日 時:2020年11月28日(土)
○時 間:午後2時30分~5時00分 (5分前までに準備をお願いいたします)
○オンライン(ZOOM)にて開催
○受講料:2,000円(先着80名まで)
○お申込み: Peatixチケットサイトよりご購入ください。
○内 容
・第1部
講演「いまさら聞けないラジオ脚本の書き方」 北阪昌人(脚本家)
講演「大賞作品が放送されるまで」田窪泉 (第48回創作ラジオドラマ大賞受賞)
講演「制作現場が求める脚本とは」小見山佳典(NHKオーディオドラマ演出家)
講演「知らない世界を調べて書く面白さ」小林雄次(脚本家)
・第2部 座談会「今、もとめられているラジオドラマ脚本とは何か?」
司会:北阪 昌人
出席:小林 雄次、田窪泉、小見山佳典
※事前に頂いた質問のほか、チャットからの質疑応答を予定。
<参加者プロフィール>
北阪昌人 1963年大阪生まれ 学習院大学独文卒。『FMシアター』『青春アドベンチャー』(NHKFM) などラジオドラマ脚本多数。第26回創作ラジオドラマ脚本懸賞大賞受賞。『NISSAN あ、安部礼司』(TOKYO FM系列38局ネット)、『AKB48の私たちの物語』(NHK FM)、『世界にひとつだけの本』(JFN)、『ラジオシアター~文学の扉~』(TBSラジオ)などの脚本・構成を担当。主な著書に『世界にひとつだけの本』(PHP研究所)、『えいたとハラマキ』(小学館)、『ラジオドラマ脚本入門』(映人社)がある。
小林雄次 脚本家・小説家 高校時代に「星新一ショートショートコンテスト」に入選。脚本家として、「ウルトラマン」シリーズ 「牙狼<GARO>」「美少女戦士セーラームーンCrystal」「スター☆トゥインクルプリキュア」「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」「などを手掛ける。著書に「脚本家という生き方」(信濃毎日新聞社)「特撮ヒーロー番組のつくりかた」(キネマ旬報)など。
田窪 泉 第48回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞
兵庫県出身・在住。伊丹想流私塾を経て、現在シナリオセンター大阪校
に在籍。戯曲2本、ラジオのミニドラマ16本執筆。
新井一生誕百年記念20枚シナリオコンクール 森治美賞受賞。
小見山佳典 NHKオーディオドラマ制作部 エグゼクティブ・ディレクター
1956年東京生まれ。大河ドラマ「いのち」「春日局」の演出。
連続テレビ小説「天うらら」「まんてん」、金曜時代劇「とおりゃんせ」の
制作統括。2010年からオーディオドラマの制作統括。
2015年よりエグゼクティブ・ディレクターとして演出。
特集ドラマ「73年前の紙風船」で、2018年度文化庁芸術祭優秀受賞。